miroir miroirのシリーズの一つ【CAMO WOODLAND(カモ ウッドランド)】。
一般的によく知られた迷彩柄の一つです。
この柄は『M81迷彩』、通称『ウッドランドパターン』と呼ばれます。
アメリカで考案され、1981年から2006年までアメリカ全軍で採用された代表的な迷彩パターン。
サンドベージュ、ブラウン、グリーン、ブラックの4色で構成されています。
歴史を紐解いていくと、とっても奥が深いのですが、この柄が生まれた簡単な経緯をご紹介します。
このウッドランドパターンが生まれる前、元になった柄が『ERDLパターン』と呼ばれる迷彩柄(次の写真↓)。
模様が葉っぱのような形なので通称『リーフパターン』と言われます。
斑が細かいので至近距離だと迷彩効果があったが、遠距離だと斑が滲み単色に見えてしまうために迷彩効果が失われてしまう。
そこで、『ERDLパターン』の柄を引き伸ばし、遠距離での交戦を想定した『ウッドランドパターン』が生まれたそうです。
こちらは至近距離だとコントラストが強調され、迷彩効果は低いそう。
その後も『デジタルパターン』など場所や時代に合わせて、様々な迷彩が生まれています。
背景を少しでも知ることで、より愛着が湧くもの。
miroir miroirで採用している『ウッドランド』は、顔料プリントされた生地を“バイオウォッシュ”という加工を施しています。
“バイオウォッシュ”はセルラーゼというバイオ酵素を使った洗い加工です。
繊維を柔らかくする効果があり、写真のようにプリント色がタテ落ちして着古したような風合いが生まれます。

この風合いの『ウッドランド』はなかなかありません!!
こなれた感じを持たせながら、高い品質の生地なのでラッカーニファスナーとの相性も良く、BAGにした時にラグジュアリーな仕上がり。
クッションに施したハンドワークによるダメージ加工もよく合います。
秋に向けて、miroir miroirの『CAMO WOODLAND』をぜひ取り入れてみてください☆
無料のセミオーダーキットはHPからご請求いただけます。お気軽にご請求ください。
miroir miroir
〒111-0033 東京都台東区花川戸1-13-5
tel: 03-6231-6003